約１０年ほど前に福音館書店より発売された、どろぼうのどろぼん　に引き続き二人のタッグとなった本作。 今回も斉藤さんの紡ぐ言葉に、牡丹さんの優しい絵が組み合わさり、素敵な世界が出来上がっていました。 言葉って面白いなと、改めて考えさせられたとともに、純粋な気持ちが読み終わった時にとても気持ちよく しばらくぼーっとしていました。 おすすめの一冊です。 ーーーー以下本の紹介ーーーーー ちいさな街のちいさな郵便局ではたらくふたり、ガイトーとトリノス。 ある日、ガイトーは、一度も手紙をもらったことがないという 灯台守のじいさんに、「手紙」を書いてみることにした。 「みょうなてがみもあったもんだ」 配達したトリノスがつぶやくと、灯台守はこういった。 「あんた、しらないのか。これは、詩、って、もんだよ」 詩って、なんだろう？ その輪郭をやわらかに描き出す、詩人が書く「しじん」の物語。 サイズ：20cm×14cm 130ページ 斉藤倫 　作 牡丹靖佳 　画 2024年11月発売 偕成社出版 受賞歴： 全国学校図書館協議会・選定図書（2024）

サイン入り サイズ: 25.7×18.4×2.5cm